コンデンサって魅力的‼︎

コンデンサって、魅力的ですよね。嵯峨駿介です。こんなに魅力的なパーツ、他にありますか?

ギターの中身なんて全部銀色か黒なのに、こいつだけなんか色付き。しかも美味しそう!

こいつなんか美味しそうなチョコが入っていそう

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そんな魅力しかないコンデンサ、適当に選んでませんか?ないがしろにしてませんか?オレンジドロップだのなんとかバンブーだの、ネットのレビューばっかり見てないで、数字を見て自分で選べるようになりましょう!


オレンジドロップ コンデンサー 0.022uF SPRAGUE ORANGE DROP 715P 223 600V

そもそもコンデンサとは、まぁ色々な役割や働きがありますが、ギター内部の配線の場合、「高域を通しやすい」という性質が利用されています。あくまで通しやすいのであって、通さない、ではありません。

多くの場合、コンデンサはハイカットのトーン回路に使われています。

photo1

上がボリューム回路、下がトーン回路です。

信号をアースと呼ばれるところに流して音を消していきますが、そのアースの手前にコンデンサを挟むと、高域だけがアースに流れますね。

そのコンデンサ、なんか数字が書いてありますね?

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この数字がそのコンデンサの性質を表しています。

耐圧やら何やらと、色々ありますが、僕らの場合はそこは気にしなくていいです。(耐圧で音が変わる説も、あります)

僕らが見るべきは3つの並んだ数字です。上の画像だと473Jの473の部分です。


ORANGE DROP 0.001uF 600V 716Pシリーズ フィルムコンデンサー

この数字はコンデンサの容量を表し、容量が大きいほど低い周波数の信号も通します。

そしてその容量をファラド、と呼びます。

 

数字の読み方は簡単。

最初の2つの数字の後に、3番目の数の分だけ0を足します。それが◯◯◯pF(ピコファド)です。

ピコはマイクロの100万分の1を表す単位です。

ちなみにマイクロは1の100万分の1を表します。


ORANGE DROP 0.001uF 600V 716Pシリーズ フィルムコンデンサー

すんごく小さい数字なんですね。これ。

 

例えば473だと、

47000pF=0.047μF

になります。

ギターのトーン回路の場合、0.1μFから0.001μFくらいがポピュラーですね。

よくあるのは0.047μFか0.022μFです。


ギターパーツ オレンジドロップ 716P 0.01uf 600V トーン用キャパシタ フィルムコンデンサ

大きいほど高域をがっつり削るので、例えば高域がすごく出ているシングルコイルピックアップや、高域があまり必要じゃないベースには0.047μFを使ったり、高域があまり出ていないハムバッカーには0.022μFを使ったり、そんな具合です。

 

また、最も違いがわかるのは、もちろんトーンを絞った時のこもり具合だとは思いますが、マックスの状態でも音は違います。

少しだけコンデンサを通って音は削られているからです。


欲しかった音が出る! エレキ・ギター配線アレンジの本 (ギター・マガジン)

ここら辺を考慮し、自分に合うコンデンサを選びましょう。

 

・トーンマックスの時にサウンドにもう少し煌びやかさが欲しい→コンデンサの容量を下げる

・ギラッとしたトーンはいらないからとにかくもこもこにしたい→コンデンサの容量を上げる

・トーンを絞った時にもう少しハイミッドは残って欲しい→コンデンサの容量を上げる


ギターパーツ オレンジドロップ 716P 0.01uf 600V トーン用キャパシタ フィルムコンデンサ

と、こんな具合です。

また、絞った時はハイミッド残って欲しいけどマックスの時はもう少しこもって欲しい、など、そういった特殊な要望にも答えられます。コンデンサなら。

ちなみに僕は自分のジャズベースにはほぼ必ず0.022μFを選びます。一般的に0.047μFが使われますが、少し容量を下げると、トーンを絞った時のハイミッドが絶妙で、くいっと、なんか良いです(笑)

そこらへんの電装系の調整により、サウンドの方向性を定めることができます。意外なほど劇的な効果が得られるので個人的には非常にオススメです。

こだわりのあるベーシストほど、この改造は好評ですね。


ギターパーツ オレンジドロップ 716P 0.01uf 600V トーン用キャパシタ フィルムコンデンサ

とても長くなってしまいました。

色々書きましたが、僕はコンデンサを見た目で選びます。

 

一番かっこいいやつ。

コントロールパネルあけて一番かっこいいやつ。

 

それでいいんです。


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